認知症の方は、会話をしなくなりがちです。
言葉を忘れていく!
言葉がなかなか出てこない!
生活に対して意欲低下が進む!
いろいろなことが考えられますが、話をすることで脳の活性化と、会話が増えることで気持にも明るさと積極性が出てきます。
その際ゆっくりと、解りやすく話すことがコツです。決して、しつこく、複雑にならないように話を引き出すことが大切です。

また、認知症になると同時理解が苦手です。
「さっき、散歩から帰ったから、手が汚れているから、手を洗いましょう」と言うと 「散歩」「汚れ」「手を洗う」と三つの話が出てくるので混乱してしまいます。こんな時は「手を洗いましょう!」と声掛けすることで目的は、単純化されます。
最近のカタカナ言葉や省略語も苦手なので「トイレ」より「便所」の方が理解されやすい場合もあること、認知症の方の出身地の方言が有効なことがあります。
故郷の思い出やなまりは、いつまでも親しみを持っているものです。
私たちは、認知症になっても、自分らしく住み慣れた場所で安心して生活できる街づくりを目指し、認知症の人とご家族の立場に立ったデイサービスを行っています。
【問い合わせ】デイハウス松原「ファミリー」まで TEL 072-332-3120
