【オレンジの風】何度も同じことを言ったり聞いたりします

軽度認知障害(MCI)や認知症の初期には、何度も同じことを聞かれることがあります。

「今日は、何曜日や?」「土曜よ」「そうか」しばらくするとまた同じことを・・・また、・・・。何度も繰り返し答えますが、答える方も、さすがにイライラし、ストレスが溜まります。

 

<本人の気持ち>

認知症になると時間・場所・人の状況を判断する“見当識障害”が起こります。そのため、日にちや曜日、時間を繰り返し聞いたりします。また、自分のいる場所が分からなくなったり、よく知っている人の名前が出てこなかったりします。

<対応>

・たとえすぐ忘れたとしても根気よく何度でも同じ返事をするようにします。

・しかし、何度もとなるとストレスが溜まります。「そうや、さっきニュースでこんなこと言ってたよ!」と、話題をそらしては?

・それでも耐えられない場合は、他の家族に対応を代わってもらいましょう。

1:1で代わってもらう家族がいない場合は、デイサービスを利用して気分転換し、一人で抱えるのではなく、社会サービスに委ねることが大切です。

私たちは、認知症になっても、自分らしく住み慣れた場所で安心して生活できる街づくりを目指し、認知症の人とご家族の立場に立ったデイサービスを行っています。

【問い合わせ】デイハウス松原「ファミリー」まで TEL 072-332-3120
https://www.matsubara-family.org/

 

【オレンジの風】「失語」~言いたい言葉が出てきません~

皆さんも「あれ!で」「それ!で」「これでな!」「だからほら!」「わからないよ!」と言って話がかみ合わず、イライラしたことがありませんか?

< 認知症の人はどんな気持ち? >

認知症の始まりの時に、「失語」という症状があります。話す、聞く、読む、書くという言語機能低下に伴い、言いたいことが伝えられず、他人の言葉も理解できない状態になります。 

 そんなときに「どういうこと?」「わからんわ!」という言葉で、せかしたり、怒ってしまうと、悪い印象だけが残存して「怒られた!」「わかってくれない人」と理解してしまいます。

<対応策>

・同じ話でも何度でも聞き、時間をかけて話し相手になる。

・話したことをメモに取って復唱したり、時に要点をまとめる。

・「イエス」か「ノー」で答えられるような質問を用意する。

・昔のことはよく覚えている場合も多いので、そんな話の中で会話を広げて話しかける。

・いろいろな人と話し合う機会をつくり、ユーモア・笑いが多い機会をつくる。

(失語は、滑舌が悪くなることとは違い  “文字をかけない・読めない” などの症状が出ることもあります。)

 

私たちは、認知症になっても、自分らしく住み慣れた場所で安心して生活できる街づくりを目指し、認知症の人とご家族の立場に立ったデイサービスを行っています。

【問い合わせ】デイハウス松原「ファミリー」まで TEL 072-332-3120
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【オレンジの風】家族で介護する時のポイントを教えてください

どんな介護でもよく言われることですが、1人で抱え込えこむとうまくいきません。なるべく多くの人が少しずつ力を出し合って役割を分担しましょう。

そしてその中で、キーパーソン (介護していく上で中心となる人)を決めることが大切です。

キーパーソンは、医師やケアマネージャーなどと相談するときの窓口になる人で、同時に家族や親戚の意見をまとめ、介護の方針を決めるのが重要な役割です。

どうしてよいのか? いつまでも周りが迷っていては介護を受ける本人が、不安になってしまいます。

また、介護にはお金も必要です。

介護保険や公的補助金制度など認知症の人をサポートする制度もあるので、ケアマネージャーに相談してみましょう。

 

私たちは、認知症になっても、自分らしく住み慣れた場所で安心して生活できる街づくりを目指し、認知症の人とご家族の立場に立ったデイサービスを行っています。

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【オレンジの風】認知症の人にやってはいけないことは、ありますか?

認知症の方は、大きな声で怒鳴ったり、周囲が騒がしいと不安感が高まります。

なぜ怒鳴り声がするのか?なぜ騒がしいのか?認知症の方はその理由が理解できないので、自分自身が原因なのかと不安が襲います。

そんな時、環境を変えて認知症の方の気持ちを落ち着かせることが大切です。「○○さん!」 と後ろから急に声をかけるのも避けましょう。もともと精神状態が不安定になっているので、びっくりされて転倒につながることもあります。

認知症の方は、新しいことが苦手です。

昔ながらの場所、昔から使っているものに囲まれて暮らすことが落ち着くのでしょう。できることなら転居は避けて、顔馴染みの中で暮らせることがいいでしょう。

又、いろんなことを失敗しても失敗を責めるのではなく、「気にしなくても大丈夫ですよ」位の心構えと優しさが必要です。

解っていても難しいですね。

私たちは、認知症になっても、自分らしく住み慣れた場所で安心して生活できる街づくりを目指し、認知症の人とご家族の立場に立ったデイサービスを行っています。

【問い合わせ】デイハウス松原「ファミリー」まで TEL 072-332-3120

【オレンジの風】“思い出話”聞いてみませんか!

高齢者の思い出話、昔の話をすることが今を生きるエネルギーにつながることが知られています。1960年代にロバート・バトラー氏(精神科医)が提唱された“回想法”は高齢者施設(松原ファミリーも)で取組まれています。個人でお話を聞いたり、グループ回想法を行ったりしています。

家族は毎日同じ話をされると「また同じ話…」と敬遠したくなりますが、思い出の写真や本、人形などを用意しておいて、話してもらう機会、聞く機会を作るのも良いと思います。女性は子育ての話、男性は仕事の話を活き活きと語ってくださいます。

お正月には、昔の歌や遊びについて聞いてみるのは如何ですか。

私たちは、認知症になっても、自分らしく住み慣れた場所で安心して生活できる街づくりを目指し、認知症の人とご家族の立場に立ったデイサービスを行っています。
【問い合わせ】デイハウス松原「ファミリー」まで TEL 072-332-3120

【オレンジの風】ただ穏やかに“沿う”

先日開催したクリスマス会での事です。ゲストの音楽バンドの中に、5歳の少女ドラマーがいました。おもちゃのドラムを叩く、とてもかわいらしい演奏の様子に原田さん(仮名:若年性認知症)がスッと立ち上がって近寄り、愛でるように見守っておられました。突然のことに私たちも驚きましたが、きっと原田さんの心に「かわいい!」という感情が自然と沸いたのだと思います。

普段、私たちスタッフが関わり方を考え努力しても、なかなか心を開いいていただけないことがありますが、飾らない素直な小さな女の子の姿は、原田さんの心を無理なく自然に開いたのかもしれません。私たちの心も温まる瞬間でした。

私たちスタッフも原田さんのその時々の心に、ただ穏やかに“沿う”という時間を大切にしたいと考えました。

私たちは、認知症になっても、自分らしく住み慣れた場所で安心して生活できる街づくりを目指し、認知症の人とご家族の立場に立ったデイサービスを行っています。
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【オレンジの風】水分摂取 どうしたら飲んでくれるの?

「ご自分でのどの渇きを感じなくなった高齢者の方、認知症の方に、どうやってこまめな水分補給を促すのか?その具体的な方法やヒントがあれば、とても助かります。」というお便りを賛助会員さんからいただきました。

高齢者の一日の必要摂取量は、1500~2000cc 体内の水分量が3%減少すると喉の渇き・食欲不振。6~7%減少では、めまいや呼吸困難。10%ではけいれんが起き、20%では、死に至ると言われています。

水分摂取を推否される時は、無理に飲んで頂こうとしないで、一旦引くことも必要です。難しいですが辛抱強さが求められます。

方法としては、お茶の時間を楽しむ工夫はどうでしょう?

冷めたお茶より温かくて香りのあるお茶 (ほうじ茶)や、紅茶をためしては?また、コーヒーの香りもいいのでは?

たまには、今はやりのハーブティーやジャスミンティーも試され一緒に味わう雰囲気で!!!

「さあ、カンパ~イ!」の勢いで一緒に飲むのはいかがですか?

むせる方には、ヨーグルト飲料やゼリー、気分を変えてコーンスープやお汁粉もありですよね。

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【オレンジの風】認知症の人はなぜ、わがままを言うのですか?

自宅に訪問してきたホームヘルパーに対して「頼んだ覚えはない!」「家の中を勝手に掻き回す」ときつく当たったりすることがあります。ホームヘルパーを依頼した家族にすれば何故そんなわがままを言うんだろう?ヘルパーさんも嫌な気持ちになってしまったらどうしようと心配の種は尽きません。

認知症の人は、これまで当たり前のようにできたことが、ある日突然できなくなったり、家族や周囲の方に聞かれた簡単なことが答えられなかったり、理解できなかったりすると大変不安になります。そんな時、自分を守るために、怒りや不穏状態になったりして強い拒否反応を示します。これは防衛反応といいます。

 

家族やデイサービスのスタッフの何げない言葉が、防衛反応に結びつくことがあります。例えば、「お名前は?」と聞かれても 「そんなことは、関係ない!」「わからん!」と反応する方もいますが、こうした防衛反応があることを知っておき、安心してもらえるように努める必要があります。

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【オレンジの風】「ご飯を食べさせてもらっていない」 と訴えている認知症の方にはどう接すれば良いでしょうか?

食事をしたばかりなのに、そのことをすっかり忘れてしまい、「ご飯を食べさせてもらっていない」と言いふらしたり、騒いだりする認知症の方をしばしば見かけることがあります。 認知症が軽度から中度のときに、よくみられる症状です。

近所の人に聞かれると、まるで虐待しているように思われるので、家族もつい「人聞きの悪いことを言わないで!」と怒ってしまいがちですが、よくあることですので冷静に対応しましょう。

「いま用意していますからね」と声をかけると納得してくれます。

本当にお腹がすいていると思われる時は、お茶を入れたり果物で代用したりして、少しお腹を満たすようにします。

 

あまり食べすぎると、次の食事の時に食べられなくなってしまいます。食事が不規則になるのは好ましくないので、少量にとどめるのがコツです。

また、寂しさを訴える代わりに食事の訴えを持ちだしている場合もあるので、話し相手になるように努める必要があります。

私たちは、認知症になっても、自分らしく住み慣れた場所で安心して生活できる街づくりを目指し、認知症の人とご家族の立場に立ったデイサービスを行っています。

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【オレンジの風】認知症の方に対する話し方のコツはありますか?

認知症の方は、会話をしなくなりがちです。
言葉を忘れていく!
言葉がなかなか出てこない!
生活に対して意欲低下が進む!
いろいろなことが考えられますが、話をすることで脳の活性化と、会話が増えることで気持にも明るさと積極性が出てきます。

その際ゆっくりと、解りやすく話すことがコツです。決して、しつこく、複雑にならないように話を引き出すことが大切です。

また、認知症になると同時理解が苦手です。
「さっき、散歩から帰ったから、手が汚れているから、手を洗いましょう」と言うと 「散歩」「汚れ」「手を洗う」と三つの話が出てくるので混乱してしまいます。こんな時は「手を洗いましょう!」と声掛けすることで目的は、単純化されます。

最近のカタカナ言葉や省略語も苦手なので「トイレ」より「便所」の方が理解されやすい場合もあること、認知症の方の出身地の方言が有効なことがあります。
故郷の思い出やなまりは、いつまでも親しみを持っているものです。

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