「風船バレー」
まだまだ暑い日が続きますが、皆様、今日もお元気に「ファミリー」に来てくださいました。
風船を落とさず、数を数えながらパスしていきます。皆様、自分のところに風船が来ると慎重に落とさないよう上手にパスしています。
風船を落としてしまうとバツゲームが待っています。お題はモノマネです。なんと、スタッフが落としてしまいました。「何のモノマネでしょうか?」と聞くと「オラウータン!」「ゴリラ!」「サル!」と声が上がりました。正解は「箕面の猿」だそうです。最後は大笑いで終わりました。
厳しい暑さも峠を越したでしょうか?心地良い虫の声が聞こえるようになりましたね。「ファミリー」の皆様は今日もお元気でレクリエーションを楽しまれてます。
準備運動の「物送りゲーム」です。難しいボールも上手に送られていますね。落とすと「あ~ぁ!」とため息が出るので、緊張します。
「棒サッカー」は棒でボールを転がすといったゲームですが、皆様、負けず嫌いなのでしょうか?力が入って、ついつい足でボールを蹴ってしまい、「反則!反則!」と突っ込みが入ります。私、シャッターチャンスを逃してしまいましたが、力強く飛んだボールがスタッフの頭に当たり「ナイス!ヘディング!」と掛け声が上がり、拍手喝采で盛り上がりました。
「ファミリー」の理事でもある佐瀨美恵子さんを講師に招き研修会を開催しました。テーマは「高齢者虐待を防止するケア・制度~権利擁護の視点に基づく支援~」です。研修の内容はタイトル通り、高齢者虐待を防止するケア・制度をわかりやすく講義していただきました。認知症ケアに従事する私達は、しっかり理解しておかなければならないテーマです。
研修内容は、認知症ケアに従事するスタッフは、尊厳のあるケアの提供者・権利擁護者、虐待の早期発見者・支援者、虐待を未然に防ぐ活動者です。しかし、虐待の加害者(権利侵害者)になることもあることを理解しておかねばなりません。他に高齢者の権利擁護・制度の理解・認知症の人の見ている世界の理解・虐待防止に向けた基本的視点(早期発見・早期対応・組織的な対応等)・虐待の実態などを学びました。高齢者虐待防止のための体制整備が2024年4月1日までに義務化もされています。当事業所でも「虐待防止委員会」の設置に向けて、その体制整備を行っています。
私達も日頃から当テーマへの視点を大事にしながら、「認知症の人の立場に立ったケア」を心掛けていきたいと思います。