イベント活動

松原ファミリーは本を出版しています。

「住民参加による認知症デイの10年」

介護当事者の活動、住民参加による
デイの実践の物語。
認知症ケアへの想いや地域づくりのヒントが
いっぱいつまった本

当ファミリーにおいて販売しております
デイハウス松原「ファミリー」が誕生して
１０年になりました。
介護者家族の願いを実践した宅老活動から、
大阪府のシルバーデイハウス事業の補助金を受けて
常設のミニデイを
デイハウス松原「ファミリー」（以下ファミリー）と
名づけて出発してから１０年です。
ケアの目標は、
自分たちが利用したいデイサービスを作ることでした。

１０数年前、
認知症ケアがまだ社会の課題とされず、
また支援策が確立されてなかった頃から
家族の介護負担を軽減し、
本人に穏やかな時間を提供したいと願う
女性たちの願いで始まりました。

彼女たちは
認知症ケアの専門家ではありませんでしたが、
彼女たちの持っていた、
認知症高齢者とその家族への愛情と
それまでに培ってきたネットワークを駆使して、
手作りの温かい笑顔のある
認知症ケアを作ってきました。

住民参加による認知症デイの実践から、 家族を支え、 介護予防のデイや地域に積極的に出向いて 市民に認知症への理解が広まることを願う 小さなNPO法人の活動記録です

―「はじめに」から－